八王子トライアスロン連合

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大会レポート

横浜トライアスロン2025大会レポート(スタンダードディスタンス)

2025年5月18日(土)に横浜の山下公園で行われた横浜トライアスロン(ハマトラ)のスタンダードディスタンスに出場してきました。その様子をレポートします。

大会当日まで
大会一週間ほど前から天気予報をこまめにチェックしていたところ事前の天気予報では豪雨予報でした。「大雨のレースかー…」と大会前からテンションは下がり気味。実際に17日のエリート部門は土砂降りの雨の中行われていました。

ところが一般参加のトライアスリートの願いが通じたのか、18日は打って変わって晴れ模様でした。レース当日までコンディションはわかりませんね。

当日スタート前
朝4時頃に起きて雨が降っていないことをありがたく思いながら食パンを4枚食べ、輪行バッグを担いで自宅から電車でみなとみらい線元町・中華街駅に向かいました。

6時前に元町・中華街駅に着くと同じように輪行バッグを担いだトライアスリートをちらほら見かけました。駅から山下公園に向かって当日の選手受付を終えて、トランジションエリアにバイクをセット。

トランジションエリアはすでに大勢のトライアスリートが準備を行ってました。この日の最高気温は予報でなんと27度!6時半頃にはすでに25度近くあった気がします。準備をしてるだけで汗が止まらない。

バイクや道具をセットして、後はいつものようにカロリーメイトやスポーツようかん、足攣り防止のツムラ68番を口にして、ランでウォームアップしました。

会場アナウンスによると海水温は19度前後とのこと。水温については例年通り。会場入りする前はジェラルドのホットジェル(ハード)を使うつもりだったのですが、気温が高すぎてホットジェルを塗る気にならずそのまま泳ぐことにしました。

スタートの8時には気温が27.5度まで上がっていたようです。7時半のスイムチェックインからスタートまで30分以上暑さに耐えながら待機するのがつらかった笑

スイムパート
ハマトラの試泳距離は100mです。汗だくだくで30分以上待機していたので早く海に入りたくて仕方がなかったのですが、いざ海に飛び込んでみると想像以上に冷たい。

試泳距離が短いこともあって全く身体がほぐれる感じがしませんでした。とは言っても泳ぐしかないのでそのままスイムスタート。

水質は思ったほど悪くない感じでした。透明度は50cmくらい。不快な匂いはなくクラゲもいませんでした。波はほとんどなくて泳ぎやすいコンディションでした。

スタート直後は水の冷たさと試泳の短さで身体がカチコチだったのでとにかく力まず泳ぐことに集中。後ろからどんどん抜かれても自分のペースを維持しました。

大回り気味に泳いだこともあってバトルはほとんどなく、二周目には身体もほぐれてきたのでだいぶリラックスして泳げました。平均2分20秒/100mで約36分30秒でスイムフィニッシュ。

バイクパート
スイムゴールからトランジションエリアまで400mほど走って、エナジージェル1個と塩タブレット2つを補給。T1の所要時間は移動を含めて7分くらい。

バイクコースは山下ふ頭周辺を6周回するレイアウトです。路面自体は平坦で走りやすいのですが、鋭角コーナーの多さは注意が必要で、また強い海風に煽られる場面が何回かありました。風の抵抗にやられている選手が多かったように思います。

風が強かった分DHバーの恩恵を感じました。輪行の荷物を軽くするためにDHバーは外していこうか迷ったのですが持ってきて正解でした。

狭いエリアの周回コースで常に周りに選手がいるので、ペースを落とさずにエナジージェルで補給するときは注意が必要でした(怖かった)一方で山下公園前の道路を6回通ることになるので、周回のたびに家族や知り合いに応援してもらえるのが選手としては嬉しかったです。

目標として巡航35kmくらいで走り切りたかったのですが、蓋を開けてみると平均32.4km/h、約1時間18分(T1含む)でフィニッシュというイマイチな結果に。

ランパート
トランジションでシューズを履き替えてツムラの68番だけ補給してすぐにスタート。T2所要時間は3分50秒くらい。

ランコースは山下公園から赤レンガ倉庫周辺の一周5kmのコースを2周します。the横浜の風景という感じの赤レンガ倉庫周辺を走ってるときが一番「横浜でトライアスロンやってる!」と感じました笑

足は動く感じがしたので4分35秒前後のペースを維持することを心がけました。ランパートの時間に雲が出てきて気温(日差し)が少し和らいだのが嬉しかった。

終始同じペースで走って約45分でランフィニッシュ。横浜の景色を見ながら走れるランは楽しかった!

最終的な総合タイムは約2時間44分でした。終始楽しくレースが出来たので上出来です笑

また同時開催のスプリントディスタンスにもハチトラメンバーが出場しました。

横浜トライアスロンは同じスタンダードディスタンス内でもスタートが早いグループと遅いグループで数時間の差があります。

スプリントディスタンスはスタンダードディスタンスの終盤にスタートするので(出場カテゴリーやスタートするグループによりますが)ゴール後に応援ができたのは嬉しかったです。

やりきった表情!お疲れ様でした。

横浜トライアスロンは都内在住であれば当日の朝に自宅から輪行で行けてレースが終わったあとは夕方前に帰宅できるので、首都圏のトライアスリートにはかなり魅力的な大会だと思います。出場された皆様、運営サイドの皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!